プログラム Program


Scala Conference in Japan 2013

2013 年 3 月 2 日(土)
東京工業大学 大岡山キャンパス蔵前会館 1F・くらまえホール百年記念館 3F・フェライト記念会議室


PDF版のタイムテーブルはこちらです

セッション資料 順次公開中

時間帯 会場 A(くらまえホール) 会場 B(フェライト記念会議室)
10:00 - 10:10 オープニングスピーチ
発表者:水島宏太(Scala Conference in Japan 事務局)
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10:10 - 10:50 「Up up and Out: Scaling Software with Akka」
発表者:Jonas Bonér(Typesafe)
[資料]
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10:50 - 11:00 休憩
11:00 - 12:10 「芸者東京とScala~おみせやさんから脳トレクエストまでの軌跡~」
発表者:竹下義晃(芸者東京エンターテインメント)
[資料]
「Akka を用いたデータストリーム処理・解析プラットフォーム」
発表者:シュティフ・ロマン、牧田光晴(サイバーエージェント)
[資料]
「Scala in Model-Driven development for Apparel Cloud Platform」
発表者:浅海智晴(Everforth)
[資料]
「BRMS開発でのScala利用事例」
発表者:土佐鉄平(三菱UFJインフォメーションテクノロジー)
[資料]
12:10 - 12:30 ランチ配布 -
12:30 - 13:40 ランチタイム
LT 大会を行います

Xitrum - a Scala framework inspired by Rails
発表者:Ngoc Dao
[資料]

脱お客様: pull req の送り方
発表者:Eugene Yokota
[資料]

Scala 開発事例
発表者:益子健一(システムアート)
[資料]

Ascii Art in Scala
発表者:Chris Birchall
[資料]

Scala driven engineering life
発表者:九岡佑介
[資料]
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13:40 - 14:50 「Coding in Style」
発表者:Joshua Suereth(Typesafe)
[資料]
リクルーティングセッション
発表者:スポンサー各社様
「エレガントなデータベース操作を実現するScala ActiveRecordのすすめ」
発表者:吉野谷侑樹(アドヴァンスト・ソフト・エンジニアリング)
[資料]
14:50 - 15:10 休憩
15:10 - 16:20 「Effective Actors」
発表者:Jamie Allen(Typesafe)
[資料]
「積み上げ可能TraitによるComposableなAction合成(Play2.1)」
発表者:中村学(Tech to Value)
[資料]

「ドワンゴでのScala活用事例「ニコニコAndroid」」
発表者:後藤哲志(ドワンゴ)
[資料]

「泣かないための Scala ライブラリの使い方・作り方」
発表者:高橋俊幸(エムスリー)
[資料]

「乙女ゲームを支える技術」
発表者:粕谷大輔(フリュー)
[資料]
「オブジェクト指向から視る "Better Java" としての Scala」
発表者:望月慎也
[資料]
16:20 - 16:40 休憩
16:40 - 17:50 「使ってわかったScalaのここがダメ!Play2によるシステム開発事例」
発表者:竹添直樹(NTTデータ先端技術)
[資料]
「Javaからの転身!Scala+Play2を知って2ヶ月でBtoBソーシャルアプリを作るまで」
発表者:岡村純一(シャノン)
[資料]
「Play Framework - The modern web framework that packs a punch」
発表者:James Roper (Typesafe)
[資料]
[コード]
「Scala Bot for Small Business」
発表者:Yung-Luen Lan
[資料]
17:50 - 18:00 休憩
18:00 - 18:30 エンディング
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19:30から懇親会を実施します。詳細はこちら


Jonas Bonér (Typesafe CTO, Akka 開発者)

Jonas-Boner Up up and Out: Scaling Software with Akka

並行処理と分散処理に対する従来のアプローチにおいて、生産性とスケーラビリティは両立しないものでした。それは、これまでの手法や抽象化レイヤが適切でなかったからです。Akka は、それを変えるためにあります。Akka は、ランタイムとプログラミングモデルを統合することで、マルチコアプロセッサを利用する「スケールアップ」と、グリッドやクラウドを活用する「スケールアウト」の、両方向のスケーリングを実現します。そして、『生まれながらに分散化されている (Distributed by Design)』 Akka 2 は、これを新たな次元へと引き上げます。Akka 2 は、スケールアップとスケールアウトの両面を、運用および設定の作業へと抽象化することで、位置透過性を提供します。このため、Akka ランタイムは、負荷分散やクラスタ再構成、レプリケーション、パーティショニングを、適応的かつ自動的に実行できます。Akka は http://akka.io から入手できます。(Apache License 2.0)

発表者プロフィール:
Jonas Bonér は、ギーク、プログラマー、スピーカー、ミュージシャン、ライター、Java チャンピオン。Typesafe 社の共同設立者兼 CTO であると共に、オープンソース・コミュニティへ活発に貢献している。中でも、Akka プロジェクトと AspectWerkz AOP コンパイラ(現在の AspectJ)の創立で著名。詳細は: http://jonasboner.com

James Roper (Typesafe, Play コアチーム)

James-Roper Play Framework - The modern web framework that packs a punch

モダンな Web アプリケーションは、ますますリッチなユーザ体験を提供することが求められるようになっています。一方で、ハードウェアの進化は、高速化へと進む代わりに、より多くの CPU コアを提供するようになりました。多くの Web フレームワークが進化に取り残されたまま、モダンな Web アプリケーションからの要求に応えられずにいます。

Play Framework は、こうした新たな要求に答えるフレームワークです。WebSocket などの現在の Web 標準や、 LESS や RequireJS、CoffeeScript といった技術を、最初からサポートしています。また、非同期 IO や簡易なシンタックスを使った並列処理といった、強力なバックエンドを提供します。本講演では、それらの最新技術に対する開発環境によるサポートの強力さと生産性の高さを紹介し、Play Framework によるモダンな Web アプリケーション開発がいかにシンプルであるか、その一端をお見せします。

発表者プロフィール:
James Roper はオープンソース開発者で、卓越したソフトウェアを創り出す開発者の手助けをすることに情熱を注いでいます。James はエンタープライズ Java の開発者としてキャリアをスタートし、その後、世界的なエンタープライズ向け開発ツールを開発している Atlassian 社に移りました。現在は Typesafe 社で、Play Framework の中心的開発者として働いています。ブログや講演では、Play や Scala に関する技術的トピックや、その他徒然なるままにその時興味があることを語ります。

Joshua Suereth (Typesafe, Scala チーム, Scala in Depth 著者)

Joshua-Suereth Coding in Style

Scala は表現力豊かな『式指向』の言語です。しかし、命令型言語の経験者にとって、これは理解が難しい所かもしれません。重要なのは、Scala において『式』とは何か、そしてコードをより式指向にするにはどうすればよいか理解することです。このトークでは、Scala 開発における『禅 (zen)』(大切にして守るべき掟)と共に、Scala 2.10 での新機能を扱います。具体的には、以下の内容を取り上げます:

  • 式指向プログラミングと関数プログラミングの基礎
  • 設計の簡潔さ
  • 暗黙クラス (implicit class) と 値クラス (value class) によるライブラリ拡張
  • DSL のための 動的型 (dynamic type)
  • マクロを書くためのプラットフォームとしてのリフレション
  • マクロと Rainbow Explosion Powers

発表者プロフィール:
Josh Suereth は Typesafe 社のシニアソフトウェアエンジニアで、"Scala In Depth" の著者です。彼は、2007 年にこの素晴らしい言語を知って以来の Scala ファンです。2004 年にソフトウェア開発者としてのキャリアをスタートし、C++や Perl、Java などのプログラミング言語を使用してきました。2009 年に "Scala In Depth" の執筆を開始しました。この本は、日々の応用における Scala による実践的なサポートを提供しています。Josh は、自身の専門知識を、記事や講演で定期的に共有しています。

Jamie Allen (Typesafe コンサルタント)

Jamie Allen Effective Actors

Erlang、Fantom、Java、そして Scala。Actor モデルのフレームワークは、いくつもの言語やプラットフォームに存在します。開発者による、これらのフレームワークを使ったシステム構築を通じて、Actor ベースのシステムにおける『ベストプラクティス』と呼ぶべきパターンが明らかになり始めています。このトークでは、Akka フレームワークと Scala による実装方法に主な焦点を当て、これらのパターンをおさらいしたいと思います。

発表者プロフィール:
Jamie Allen は、多種多様な産業、プラットフォーム、環境、言語において、18 年間にわたってエンタープライズ・ソリューションを開発してきました。彼は、2009 年から Scala でエンタープライズ・アプリケーションを開発しており、耐障害性と規模における並行性管理のため、主に Actor を使っています。

竹下義晃 (芸者東京エンターテインメント)

Takeshita 芸者東京とScala~おみせやさんから脳トレクエストまでの軌跡~

日本のScala製品でもっともユーザ数が多いソーシャルゲーム「おみせやさん for GREE」を起点に、3年間Scalaを社内のメイン言語として使ってきました。今回の発表では、芸者東京がScalaを採用するのに至った理由、芸者東京でScalaを浸透させた過程、これまで使ってきたScala関連のテクノロジーの紹介、Scalaでのサービスの運用ノウハウなどこれまでの芸者東京とScalaの歩みを余すことなくお伝えし、これからScalaの採用を検討している方々や現在すでに導入している方々の助けになれたらと思います。

発表者プロフィール:
東京大学農学生命科学研究科 修士課程卒業。 学部時代から芸者東京エンターテインメント株式会社でアルバイトをしており、院卒業時に某一部上場のゲーム会社の内定を蹴って新卒入社。 主にサーバーサイドのプログラムを担当しつつ、iPhoneアプリなどのクライアントサイドの開発も同時に行っています。 時代を先取りした大ヒットデスクトップ・アプリケーション電脳フィギュアARisの開発に参加。その後、おみせやさんをエンジニアリーダーとして開発。現在は新しいタイトルの開発にエンジニアリーダーとして参加中。芸者東京にScalaを広めた張本人。

シュティフ・ロマン、牧田光晴 (株式会社サイバーエージェント Ameba Technology Laboratory)

Shtykh
Shtykh
Akka を用いたデータストリーム処理・解析プラットフォーム

本発表では、イベント・データ・ストリーム処理・分析を行う分散プラットフォームを紹介し、Akka 2.0 を用いた開発の経験を共有させていただきます。 Akka フレームワークの選択理由、我々が開発したプラットフォームに於けるその役割、大量のデータ処理にフォールトトレランスやスケーラビリティを達成するにはどのように役立つか、Java 開発者の観点から説明します。

発表者プロフィール:

シュティフ・ロマン
R&D エンジニア。組込みソフトウェアの研究開発に従事後、早稲田大学大学院にて博士号を取得。2009 年から楽天株式会社で大規模 EC サイト向けプラットフォームや分散検索システムの企画・担当。2012 年株式会社サイバーエージェント入社。分散コンピューティング及び情報検索等の研究・ 開発に興味を持っている。
https://sites.google.com/site/rshtykh/

牧田光晴
2001 年東京工業大学大学院修了後、ヤフー株式会社等で検索や機械翻訳などの開発に携わった後、現在サイバーエージェント Ameba Technology Laboratory で情報の検索・分類・推薦とその個人化に関する研究開発に従事。2011 年より現職。
https://sites.google.com/site/mitsuharumakita/

浅海智晴 (株式会社Everforth)

No Image Scala in Model-Driven development for Apparel Cloud Platform

弊社ではScalaを主力言語とし、モデル駆動開発によるアパレル向けPaaSの開発を行っています。モデル駆動開発に使用するモデルコンパイラにはScala製のSimpleModeler、モデル記述のDSLにはScala製の文書処理システムSmartDoxを使用し、サーバーサイドはplay上にScala製フレームワークを構築しています。以上のシステム構築の実体験をベースに、実システム構築におけるScalaの使いどころ、モデル駆動とScalaの関係についてお話ししたいと思います。

発表者プロフィール:
株式会社EverforthでCTOを務めています。
http://everforth.co.jp/
https://github.com/asami
@asami224

土佐鉄平 (三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社)

Teppei Tosa BRMS開発でのScala利用事例

当社研究開発活動の中で、銀行・グループ各社に向けたBRMS(Business Rule Management System)の導入推進に取り組んでおります。当社では「条件から結果だけでなく、期待する結果から条件を導く」機能をもったBRMSを独自に開発しており、その開発言語としてScalaを採用しております。 Scalaの特徴をどのように生かしているか、現状でScalaに対してどのように評価しているかについて御紹介させていただきます。

発表者プロフィール:
三菱UFJインフォメーションテクノロジーは三菱東京UFJ銀行85%、三菱UFJフィナンシャルグループ15%出資の子会社です。 主として三菱東京UFJ銀行、並びに三菱UFJフィナンシャル・グループ各社の業務等に関してシステムの企画・設計・開発・販売等を行っております。 ITプロデュース部は、研究開発部門として位置づけられており、新技術、新製品等を独自に評価し、銀行・MUFG向けの導入推進しています。 私は、当部の中で研究開発専任担当ラインのマネージャーを勤めております。

吉野谷侑樹 (株式会社アドヴァンスト・ソフト・エンジニアリング)

Yuki Yoshinoya エレガントなデータベース操作を実現するScala ActiveRecordのすすめ

Scala でのDB操作ライブラリ(ORM) Scala ActiveRecord について紹介します。Scala ActiveRecord は MIT ライセンスで、ソースコードは github 上で公開しています。現在も、さらなる多機能化を図り開発を行っています。
[ソースコード] http://github.com/aselab/scala-activerecord
[紹介記事] http://www.ase.co.jp/2012/05/scala-activerecord-01.html
他のDBライブラリと比較した際のScala ActiveRecordの利便性について示します。また、新バージョンのリリースに伴う新機能紹介と今後の展望についても発表予定です。

発表者プロフィール:
株式会社アドヴァンスト・ソフト・エンジニアリングで働いています。最近は Scala(Play 2.0) と Ruby on Rails で開発を行なっています。[github] http://github.com/y-yoshinoya

望月慎也

No Image オブジェクト指向から視る "Better Java" としての Scala

Scala はオブジェクト指向をベースとした、関数型プログラミングもサポートする静的型付き言語です。しかし、Scala について関数型プログラミングの側面から語られることは多くあっても、オブジェクト指向の側面から語られることは多くありません。この発表では、オブジェクト指向言語として Scala を Java を比較し、改善点について解説します。

発表者プロフィール:
株式会社レピダムで Android アプリケーションや Play フレームワークを利用した API サーバの開発を行っていました。勿論 Scala です :)

中村学 (株式会社 Tech to Value)

Manabu Nakamura 積み上げ可能TraitによるComposableなAction合成(Play2.1)

Play2.x の Action は手軽に合成して機能を追加していくことができます。しかし単純な方法では合成の順番が固定され、少しだけ異なった処理にしたい場合でも似たようなコードを大量に書く羽目になります。
Javaではこういった問題は ThreadLocal や AOP によって解決していました。ですが Play2 のアーキテクチャでは、処理の実行が複数スレッドに跨る可能性があるため ThreadLocal のアプローチは使用できません。
そこで、積み上げ可能なTraitによって組み合わせを自由にカスタマイズできる、Action合成のライブラリを作成致しました。

https://github.com/t2v/stackable-controller

このライブラリを具体例に、強力な機能でありつつもなかなか実コードでは見かけない積み上げ可能な Trait について紹介したいと思います。

発表者プロフィール:
株式会社Tech to Value 代表取締役。
Scalaを中心にWeb開発やITシステムコンサルティングを行っています。
Github: https://github.com/gakuzzzz
Twitter: @gakuzzzz

後藤哲志 (株式会社ドワンゴ)

Tetsushi Goto ドワンゴでのScala活用事例「ニコニコAndroid」

昨年11月21日、Flashが搭載されないAndroid 4.0向けにニコニコ動画・生放送が楽しめるAndroidアプリ「niconico」をリリースいたしました(https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.nicovideo.android)。このAndroidアプリと通信するAPIサーバやシステム管理WebサイトをPlay! framework 2.0 (Scala)で構築、運用しています。今回はScalaを選択した理由や開発で感じたこと、苦労したことなどを紹介させていただきます。

発表者プロフィール:
2010年度新卒入社。2011年11月にドワンゴ社内で開催されたScala勉強会に参加しScalaにはまる。現在はニコニコAndroidチームに従事しアプリ向けAPIサーバの開発を行なっている。Twitter idは@mtgto

高橋俊幸 (エムスリー株式会社)

Toshiyuki Takahashi 泣かないための Scala ライブラリの使い方・作り方

エムスリーでは開発言語の一つとして Scala を採用しています。これまでに Scalatra, Unfiltered, Playframework など多くのフレームワーク・ライブラリを使用して、サービスや社内システムを構築してきました。またチームメンバー自身も多くのライブラリを作成し、いくつかはオープンソースとして公開されています。
扱うライブラリが増えてくると悩ませられるのがそれらの管理やメンテナンスです。これは言語に依らない問題ですが、Scala の場合はさらに Scala 特有の問題もあり、ややこしさが増しています。
このセッションでは私たちが Scala のライブラリとうまく付き合っていくためのコツを使用者と作者両方の視点からまとめます。Scala のライブラリ周りでのトラブルを避けるためにどうすべきか、さらにはより良い Scala のエコシステムを作り上げるため私たちになにができるかを一緒に考えてみましょう。

発表者プロフィール:
エムスリー株式会社のエンジニアリンググループに所属し、医療従事者向けのポータルサイト m3.com の開発を担当しています。2年半前に Scala に出会って以来ずっと、Scala をメインの言語として使用しています。日本 Scala ユーザーズグループ発起人の一人です。

粕谷大輔 (フリュー株式会社)

Daisuke Kasuya 乙女ゲームを支える技術

昨年、弊社で3本の乙女ゲームと呼ばれるジャンル のソーシャルゲームをplay2 + scalaで開発し、リリースしました。 当初はチームメンバーのほぼ全員がScala未経験という状態の中、さまざまな工夫を凝らしながら技術を習得し、リ リースまで漕ぎ着けました。本発表では、Scalaの技術的な側面よりも、チームとしていかにScalaの技術を習得 し、プロダクトコードを書けるレベルまでスキルを押し上げたのか、その工夫についてお話したいと考えております。

発表者プロフィール:
2011年度入社。プログラマとしてPlayframework2.0 + Scalaによるソーシャルゲームの開発・運用に従事。

竹添直樹 (NTTデータ先端技術株式会社)

Naoki Takezoe 使ってわかったScalaのここがダメ!Play2によるシステム開発事例

私のチームでは2年ほど前から実験的にScalaへの取り組みをはじめ、現在では業務でもメインの開発言語として利用しています。これらの経験を活かして「Scala逆引きレシピ」という書籍も執筆させていただきました。

Scalaはとても使いやすく素晴らしい言語であり、多くの場面でBetter Javaとして利用することができます。しかし、実際に業務で使ってみると必ずしもよいことばかりではないということもわかってきました。このセッションでは実際に業務でのシステム開発にScalaを使用することでわかった、Scalaを利用する上での注意点についてお話しさせていただきたいと思います。

発表者プロフィール:
NTTデータ先端技術に勤めるしがないプログラマです。

岡村純一 (株式会社シャノン)

Junichi Okamura Javaからの転身!Scala+Play2を知って2ヶ月でBtoBソーシャルアプリを作るまで

Scalaの存在すら知らなかったJavaエンジニアが、一から独学でScalaとPlay2を学んで2ヶ月で自社のBtoBサービスのソーシャルアドオンを開発するまでの経験をお話します。Javaエンジニアから見たScalaのメリット、コードの移植性、学習コスト、企業向けシステム開発での有効性、ライブラリやビルド環境の評価など、実務目線でScala開発を語れたらと思います。

発表者プロフィール:
国内SI会社にエンジニアとして入社後、i18n/l10nのベンチャー企業に転職。主にJava.PHPなどで開発支援ツール、webシステムなどの開発をした後、マーケティング・イベントソリューションのSaasベンダー株式会社シャノン(現職)に入社。主力製品であるマーケティングプラットフォームへのアドオン機能をScala+Playにて開発。
Twitter: @benzookapi

藍永倫 (Yung-Luen Lan)

Yung-Luen Lan Scala Bot for Small Business

スモールビジネスにおいて取り組むべき課題は、(Scala の命名の由来である)スケーラビリティだけではありません。むしろ大抵は、スクリプトを書いて、日々の仕事を楽しくて簡単なものにすることの方が重要です。Scala には JVM 起動時間のオーバーヘッドがあるため、スクリプト言語としてはあまり知られていません。このトークでは、私たちの会社でのタスクを自動化するため、Scala で書いた bot をどのように作り上げたか、その経験をお話しします。

発表者プロフィール:
台湾の Cocoa / Scala 開発者。hypo 社の共同設立者。新米 Scala 忍者。

懇親会

イタリアンレストランカーサ・ジャルディーノにて懇親会(立食形式)を実施します。是非ご参加ください。

日時 3月2日 19:30 - 21:30
会場 自由が丘 カーサ・ジャルディーノ

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参加費 5,000円
申し込み開始は2月2日(土)13:00から、Doorkeeperにて行います。

Scala Hack-a-thon


開催概要 Event Info


Scala Conference in Japan 2013を本編とすれば、こちらは後夜祭のようなものになります。Scala Hack-a-thonとなっていますが、実際には

  • Scala Hack-a-thon
  • Scala プログラミングコンテスト
  • 参加者によるトーク
等が混じった、軽いノリで進行するイベントになります。Scala Conference in Japan 2013の招待講演者の内二名にも来ていただく予定です。 Scala プログラミングコンテストの景品としては、Typesafe/Scalaのグッズを用意する予定です(調整中)。

Scala Conference in Japan 2013 本編に来れなかった人もこのイベントに参加する事が可能です。会場であるH101講義室の机には一台ごとに電源があり、 プログラミングをするにはうってつけです。当日は無線LAN環境も用意します。お祭り的な気分で軽く参加していただければと思います。

日程 2013年3月3日(日) 10:00 - 18:10
会場 東京工業大学 大岡山キャンパス


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会場(本館 H101講義室

Location of Main Building

1が本館になります。本館とH101の位置はわかりづらいので、当日は案内用の看板をいくつか設置する予定です。

参加者数 最大 100 名
参加費 無料
申し込み開始は2月17日(日) 22:00から、Doorkeeperにて行います。

タイムテーブル(調整中) Timetable

時間帯 会場(本館H101講義室)
10:00 - 10:20 会場に関しての諸注意 (座長:水島 宏太)
10:20 - 11:00 コーディング
11:00 - 11:20 休憩
11:20 - 12:00 コーディング
12:00 - 13:30 ランチタイム
13:30 - 13:50 トークタイム1(調整中)
13:50 - 14:00 休憩
14:00 - 14:40 コーディング
14:40 - 15:00 Scala プログラミングコンテスト エントリ(約10名想定)
15:00 - 15:20 トークタイム2(調整中)
15:20 - 15:50 コーディング
15:50 - 16:00 休憩
16:00 - 17:10 Scala プログラミングコンテスト成果デモ・その他成果発表(一人五分程度)
17:10 - 17:40 Scala プログラミングコンテスト審査
17:40 - 18:00 Scala プログラミングコンテスト結果発表
18:00 - 18:10 クロージング

注意事項 Note

  • 本館H101の場所は若干わかりにくいのでご注意ください。会場案内用の看板を設置しておきます。
  • 昼食は参加者各自で摂ってください。
  • 休憩時間以外でも入退場は基本的に自由ですが、混雑しないように注意してください。
  • タイムテーブルは予告なく変更されることがあります。

Scala プログラミングコンテストについて About Scala Programming Contest

  • コンテストへのエントリは当日会場で行います。
  • Scala Hack-a-thonへ応募後、事前準備をしても全く問題ありません(推奨します)。
  • Typesafe Stack (Scala, Akka, Play 2)の利用を推奨します。
  • プログラムの種類は問いません。スタンドアロンなプログラム、簡易Webサービス、ライブラリのいずれも問題ありません。
  • 依存ライブラリに関する制限はありません。
  • 行数制限はありません。
  • 審査は座長および招待講演者(その他数名)が行います。


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  • 九岡 佑介
  • サムライズム

特別協力


Links


© 2012 - Scala Conference in Japan 事務局